アンサーテン・ラック

by Rea Keech (著)

伊織 藤田 (翻訳)

 

 ベトナム戦争当時の日本を舞台にした小説

 

それは一九六九年のことだ。絵未子の父はベトナム反戦運動の学生たちを支援するために東京へ行ったが、それきり帰ってこなかった。そうしているうちに絵未子の母が急死した。絶望の中で、二十歳の絵未子は地元の工場での仕事を捨て、行方のわからない父を探しに東京へ行った。
東京で、絵未子は、ベトナムの戦地で負傷して治療のために日本に来ていたアメリカ兵のファンと出会った。それまで、彼女も彼女の父もアメリカ軍を長年ずっと非難してきたが、そのアメリカ軍の兵士と、絵未子は恋に落ちた。

 

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